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2012年6月11日月曜日

米国オハイオ州で落雷か静電気によるタンク火災

 今回は、2012年4月30日、米国オハイオ州スターク郡ウェインズバーグにある油井用の油貯蔵タンクが落雷または静電気によって爆発・火災を起こした事例を紹介します。

後記; 先日、太陽熱温水器システムの設計に関わることを調査・検討する機会がありました。この調査の過程で2つのことが印象に残りました。
 ひとつは、世界は自然エネルギーの活用を推進してきており、日本が太陽熱利用分野でも遅れてしまっていたということです。1980年代には、日本の家屋にも太陽熱温水器が普及していましたが、電力会社による夜間電力利用の給湯設備の売込みで次第に尻すぼみになっていきました。現在、太陽熱温水器の普及は中国が最も盛んで、ドイツなどの欧州が続いています。この分野でも、技術はドイツ、生産は中国という図式です。
 もう一つは、そのような状況の中でNEDO(新エネルギー・産業技術開発機構)では、太陽熱の日射量について全国規模で調査し、「日射量データベース」をまとめ、情報はインターネットで公開するという地道な仕事を進めていました。このデータは、元々は太陽光発電のために集積されたものでしょうが、太陽熱温水器システムの設計基礎データにもなります。このデータベースには感心しました。







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